スニーカーのアッパーが、すり減ったり、乾燥してひび割れたりする時は、早めのうちに修理を行いましょう。適切なお手入れ方法を行うと靴の寿命を伸ばせます。
今回は、スニーカーのアッパーの修理方法や押さえておきたいポイントなどについてご紹介します。ぜひ、これからも愛用したいスニーカーをお持ちの方は参考にしてみてください。
スニーカーのアッパーを修理した方が良い状態とは
スニーカーのアッパーが、どのような状態の時は修理を考えた方が良いのでしょうか。以下、ポイントについて順番にご紹介します。
すり減りがある
スニーカーのアッパーに、もう少しで穴が開きそうなすり減りがある時は修理した方が良いです。
穴が開いている
スニーカーのアッパーに穴が開いている時は早急に修理を考えた方が良いです。そのまま放置すると、さらに穴が広がる恐れがあります。
乾燥してひび割れしている
スニーカーのアッパーが乾燥してひび割れしている時も、修理を行うことをおすすめします。特に白のスニーカーは目立ちやすいです。
スニーカーのアッパー修理を自分で行う方法
スニーカーのアッパーは軽度の傷であれば自分で修理することができます。
以下、手順についてご紹介します。
用意するもの
スニーカーのアッパー修理をする上で必要なものは以下となります。
- スニーカー
- 靴補修剤(つま先のすり減りやひび割れが気になる場合)
- 補修シート(アッパーに穴が開いている場合)
スニーカーのアッパーの状態を見ながら、自分に合った必要なアイテムを用意してください。また、お手持ちのスニーカーが黒である場合は、靴補修剤・補修シートも、同じ黒を選んでください。
靴補修剤・補修シートは、各アイテム2,000円以内で購入できるものがほとんどです。近くに靴屋がない時は、通販サイトを利用すると便利です。
手順
スニーカーのアッパーを自分で修理する場合は、靴の状態を見た上で補修グッズを使用して直すのが一般的です。
つま先のすり減りや、ひび割れが気になる時は、スニーカーと同じカラーの靴補修剤を使用してください。
使い方は簡単、スニーカーを補修したい部分にアイテムを塗るだけで完了です。定期的にお手入れを行うと、スニーカーの寿命を伸ばせます。
また、スニーカーのアッパーに小さな穴が開いている時は、補修シートを使用してください。使い方は簡単、補修したい部分にアイテムを使用するだけで完了です。表面がシールになっているので、誰でも簡単に貼り付けられます。
スニーカーのアッパー修理をプロに頼んだ方が良い状態
スニーカーのアッパーの劣化具合によっては、自分で直すより、最初からプロに頼んだ方が良いケースがあります。無理に自分で直そうとすると、修復不可能となることもあるので注意。
以下、スニーカーのアッパー修理をプロに頼んだ方が良い状態についてご紹介します。
大きな穴がある
スニーカーのアッパーに目立つ大きな穴が開いている時は、プロに直してもらいましょう。
自分で生地を集めて直そうとしても、そもそも同じ素材のものが見つからないケースもあります。
プロに見てもらうと、場合によっては買い替えを勧められることもあります。
ミシンが必要
スニーカーのアッパーを直す過程でミシンが必要な場合も、プロに頼むのがおすすめです。
通常、八方ミシンという修理用のミシンが必要となります。購入すると、数万円かかることも珍しくありません。
その点、プロにお願いすると、スニーカーの状態によっても異なりますが、料金2,000円〜で直してくれます。
また、八方ミシン以外のもので修理しようとすると、修復不可能となり、もう二度と履けなくなるケースもあるので注意。
スニーカーのアッパー修理をプロに頼むのに向いている人
スニーカーのアッパー修理をプロに頼むのにおすすめの人は、ハイブランドのスニーカーをお持ちの方です。
これからも長く愛用する予定の方は、修理に出しても十分に元が取れると言えます。
長年培ったプロの技術で、スニーカーを補強してもらうと、靴の寿命を伸ばせます。
なかには、プレミアムがあるタイプのスニーカーをお持ちの方もいるのではないでしょうか。ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、スニーカーのアッパーの修理方法や押さえておきたいポイントなどについてご紹介しました。
スニーカーのアッパーは、すり減っていたり、乾燥してひび割れが入っていたりする時は、早めのうちに修理を行った方が良いです。
また、劣化が激しくない時は、自分で修理を行うことができます。スニーカーの状態を見た上で、靴補修剤や補修シートを使用してください。各アイテムは、通販サイトなどで購入することができます。
しかし、スニーカーのアッパーに大きな穴が開いている時は、プロに修理をお願いするのがおすすめです。八方ミシンが必要な時は、自分で直すよりも安く済みます。
特にハイブランドのスニーカーをお持ちの方は、プロに修理をお願いすることを検討してみてください。