スニーカーのアウトソールとは?種類やお手入れ方法について

スニーカーのアウトソールは、底ゴム部分のことを言います。靴の中でも重要な部分で、汚れやすいので定期的なお手入れを行うことが大切です。

今回は、スニーカーのアウトソールについて、お手入れ方法や種類などをご紹介します。ぜひ、スニーカーを長く愛用したい方は参考にしてみてください。

スニーカーのアウトソールとは?

スニーカーのアウトソールとは、靴底の地面に当たる底ゴム部分を指します。靴の底部を保護する役割があります。

アウトソールと間違えやすいのがインソールです。インソールは靴の中敷に当たる部分のことを指すので、間違えないように気をつけましょう。

スニーカーのアウトソールは、さまざまな素材のものがあるので、種類ごとにポイントについてしっかり押さえていきましょう。

スニーカーのアウトソールの種類

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続いては、スニーカーのアウトソールの、素材別の種類についてご紹介します。

ゴム

1つ目は、ゴム素材のアウトソールです。弾性があるので、雨の日でも滑りにくいです。

また、ゴムの素材は「天然」と「合成」のものに分けられます。天然ゴムは強度に優れています。一方、合成ゴムは耐老化性に優れているのが特徴的です。

本革

2つ目は、本革のアウトソールです。高級感がある見た目で、熱に強いです。夏にコンクリートを歩く時、足への熱が伝わりにくい特徴があります。

また、本革の性質は凸凹がつけにくいので平らでツルッとしています。

ポリ塩化ビニル

3つ目は、ポリ塩化ビニルのアウトソールです。安価で耐水性に優れています。

しかし、ポリ塩化ビニルは低温時において硬くなる性質から、スニーカーのアウトソールにはあまり使われていません。

ポリウレタン

4つ目は、ポリウレタンのアウトソールです。弾力性と柔軟性に優れています。しかし、耐熱性には弱い特徴があります。

スニーカーのアウトソールのお手入れ方法

続いては、スニーカーのアウトソールのお手入れ方法についてご紹介します。長く愛用したい方は、定期的なお手入れを行いましょう。

準備するもの

スニーカーのアウトソールをお手入れする上で必要なものは以下となります。

・アウトソールが汚れているスニーカー

・歯ブラシ

・歯磨き粉、または重曹

・布

・つまようじ

・消しゴム

手順

スニーカーのアウトソールをお手入れする上での手順は以下となります。

1.歯ブラシに歯磨き粉または重曹をつけて擦って汚れを落とす

2.つまようじを使って細かい汚れを取り除く

3.仕上げに消しゴムを使って全体をきれいにする

順番に解説していきます。

歯ブラシに歯磨き粉または重曹をつけて擦って汚れを落とす

まず初めに、使い古した歯ブラシに、歯磨き粉または重曹をつけて一度水に濡らし、スニーカーのアウトソールの汚れを擦って落とします。

床が汚れないように、下にタオルや新聞紙を敷くのもおすすめです。

また、スニーカーの布地部分を擦るとシミになることがあるので気をつけてください。

アウトソールの汚れを落とした後は、濡らした布で拭き取るときれいになります。

つまようじを使ってゴミを取り除く

続いて、つまようじを使って、アウトソールの凹凸部分に入り込んだ、小石やゴミを取り除きます。木製のつまようじであれば靴底も傷つきません。

仕上げに消しゴムを使って全体をきれいにする

最後に、消しゴムを使ってスニーカーのアウトソールの細かい汚れを落としていきます。時間をかけて丁寧に擦るほどきれいになります。また、ケシカスの始末もしっかり行いましょう。

スニーカーのアウトソールをお手入れする上で押さえておきたいポイント

スニーカーのアウトソールをお手入れする上で押さえておきたいポイント

最後に、スニーカーのアウトソールをお手入れする上で押さえておきたいポイントについてご紹介します。

洗濯機で丸洗いはしない

スニーカーのアウトソールのお手入れをする上で、洗濯機で丸洗いをするのはNGです。靴の素材を痛めやすく、寿命を縮めます。

場合によっては、スニーカーが変形することもあります。アウトソールをきれいにしたい時は、手作業でお手入れをするようにしてください。

頑固な汚れはプロに頼む

スニーカーのアウトソールを自分でお手入れをしてもきれいにならない時は、専門のプロに頼む方法もおすすめです。高い技術力で新品状態に近づけます。

アウトソールだけではなく、スニーカー全体をきれいにしてくれます。特に、ハイブランドのスニーカーをお持ちの方、これからも長く履き続けたい方におすすめです。

まとめ

今回は、スニーカーのアウトソールについて、お手入れ方法や種類などをご紹介しました。

スニーカーのアウトソールは底ゴム部分のことを指します。地面と触れ合う部分であるので、汚れやすい特徴があります。

スニーカーのアウトソールは、家にあるものを使って、自分でお手入れを行うことが可能です。しかし、頑固な汚れがある時は、専門のプロに見てもらう方法がおすすめです。靴の状態を見た上で、負担がかからない方法でクリーニングを行います。

ぜひ、お気に入りのスニーカーをこれからも長く履きたい方は検討してみてください。

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