雨の日の外出やうっかり水たまりに足を入れてしまった時、濡れた靴を早く乾かす方法をご存じですか?濡れた靴は不快なだけでなく、長時間湿ったままで放置すると臭いやカビの原因にもなります。
そこで、この記事では濡れたスニーカーや靴を室内で効率的にそして少しでも速く乾かすための7つの方法を紹介します。
新聞紙から扇風機、カイロに乾燥剤などを活用したり、靴専用の乾燥機を使うなど、さまざまな方法を用いて濡れた愛用の靴をカラッと乾かすコツを解説します。
これで、雨が降った次の日でも快適にお気に入りのスニーカーや靴でお出かけすることができるようになります。
新聞紙やキッチンペーパーを詰める!
最初は、昔ながらの定番方法で「新聞紙」を靴の中に隙間なく詰める方法です。
今は、「キッチンペーパー」という吸収力に優れた便利なものがありますし、濡れてインクが移ったりする事もありませんので、新聞を取っていない若い人は、キッチンペーパーをお試しください。
また、中だけではなく、その靴全体を包み込むことで内側と外側、靴全体から水気を吸ってもらいましょう!
ポイントとしては、湿り具合をこまめにチェックをして、新聞紙やキッチンペーパーが湿ってきたら新しい物に取り替えましょう。
ドライヤーで乾かす!
自然乾燥を待てずに、急いで乾かしたい時は、「ドライヤー」で乾かすと速く乾きます。
なお、ドライヤーで乾かす時には、以下の二点に注意しましょう。
- 近づけ過ぎない
- 温度を高くしない
近づけ過ぎたり、温度が高いと靴の「接着面」が剥がれたり、材質によっては「変形」してしまう可能性があります。
ドライヤーを使う場合は、靴から少し離して、温度に気を付けながら乾かしましょう。
扇風機やサーキュレーターで乾かす!
「扇風機」や「サーキュレーター」があるご家庭なら、それらを利用するのも一つの方法です。
ドライヤーで乾かす場合より時間は掛かりますが、近すぎや熱すぎて靴が痛むという心配はありません。
布団乾燥機で乾かす!
最近の「布団乾燥機」には、靴用のアタッチメント(パーツ)が付属している場合がありますので、確認しましょう。
仮に、アタッチメントが付属されていなくても、家にあるもので簡単に代用できます。
ノズルを直接靴に差し込めば使えますし、ゴミ袋に靴を入れて、数か所穴を空けたら大丈夫です。
この場合も乾かす時間と温度設定に注意しましょう。
靴専用の乾燥機で乾かす!
あとはもちろん、「靴専用の乾燥機」を使えば、手間と時間を掛けずに靴を乾燥させることができます。
最近では、乾燥だけではなく除菌や消臭など多機能で高性能な「靴専用乾燥機」がお手頃な価格で購入することができます。
靴を効果的に乾かしたい方は、購入を検討してみるのもひとつでしょう。
カイロで乾かす!
新聞紙やキッチンペーパーの取り替えが面倒くさかったり、ドライヤーや乾燥機など温度管理しなくても、ほぼ「放置」状態にできる乾燥方法が「使い捨てカイロ」を使う方法です。
使い捨てカイロが発生する熱によって、水分を蒸発させて乾燥させるという仕組みです。
包装されているビニール袋を破り、使えるようにした使い捨てカイロを靴の中に入れるだけで5~6時間ほどで乾きます。
さらに、発熱が終わったカイロには「消臭効果」もありますので、靴の中の乾燥と消臭が一度でできますので、正に一石二鳥です。
乾燥剤で乾かす!
放置できる方法にもう一つ便利なアイテムがあります。
それは、海苔やおせんべいなどのお菓子の袋に入っている「乾燥剤」です。
この乾燥剤を捨てずにとっておき、乾燥させたいときに再利用しましょう!!
ドラッグストアやホームセンターでも乾燥剤は販売していますし、最近では「靴専用」の乾燥剤もあります。
備長炭と活性炭を配合した除湿剤で内側の湿気を取るだけではなく、汗やムレなどの気になるいやな臭いの消臭も一緒にできます。
シッカリ乾かしたいなら、再利用ではなく、ちゃんとした乾燥剤を購入した方が快適に過ごせますよ。
最初に洗濯機で脱水する!
これまで濡れたスニーカーや靴を速く乾かす方法を7つご紹介してきましたが、これらの方法は、最初に洗濯機で脱水してからおこなってください。
洗濯機の脱水を行なうことで、かなりの水分が取れますので、乾きが早くなります。
また、中敷きを外し、乾いたタオルで包んで洗濯ネットに入れて脱水します。
タオルで包むことでクッション代わりになって洗濯槽本体へのダメージが少なくなりますし、タオルが靴に含んだ水分を吸収してくれますので、脱水効果が上がります。
また、ネットにクッションが付いた「靴専用の洗濯ネット」もありますので、気になる人は使ってみましょう。
まとめ
濡れたスニーカーや靴を早く乾かすための方法は、日常生活の中で非常に役立ちます。
この記事で紹介した7つの方法を活用すれば、雨の日や水たまりに足を入れてしまった後でも、靴を速攻で乾燥させることができます。
新聞紙や乾燥剤を使用した自然な乾燥方法から、ドライヤーや扇風機など機械の力を利用した乾燥方法まで、さまざまな選択肢があります。
しかし、どの方法を選択するにしても、靴の材質や形状を考慮することが重要です。
適切な方法で乾燥させることで、靴の寿命を延ばし、快適に長期間にわたり愛用することができるようになります。