スニーカーを長く履くと、かかとの内側が破れることがあります。そのままにしておくと、足に負担がかかりやすいので、ぜひ早めに修理を行っていきましょう。
初心者の方でも簡単に補修ができるので、これからもスニーカーを愛用したい方は参考にしてみてください。今回は、スニーカーのかかとの内側が破れる原因とメンテナンス方法についてご紹介します。
スニーカーのかかとの内側が破れる原因
スニーカーのかかとの内側が破れる原因とは、どのようなものが考えられるのでしょうか。以下、順番にご説明します。
サイズが合っていない
スニーカーのかかとの内側が破れる原因は、靴のサイズが合っていないからです。サイズが小さい場合は強く擦れやすく、大きすぎても足の固定が十分にできずに消耗が激しいです。
スニーカーを購入した当時はぴったりのサイズでも、時間が経つと足に合わないと感じることはあります。また、実際に店頭で靴を履かずに、通販で購入した方も注意が必要です。サイズが合っていないスニーカーを履いている方は、かかとの内側の消耗が激しく、靴の寿命を縮めることがあります。
負担がかかっている
スニーカーのかかとの内側に過度な負担がかかっているときも破れやすいです。何度も靴を履いたり脱いだりする機会があると、かかとの内側が擦れて薄くなります。
また、無意識のうちにスニーカーのかかとを踏んで歩くことはないでしょうか。歩くときも、かかとに重心をかけている方も注意が必要です。
寿命
そもそも靴の寿命で、スニーカーのかかとの内側が破れることがあります。一般的にスニーカーの寿命は約3〜5年と言われています。
一足のスニーカーを3年以上、毎日履き続けていることはないでしょうか。場合によっては、1年くらいで劣化が激しい状態になることもあります。スニーカーの見た目の汚れなども考慮した上で、新しく買い換えるのも対処法の一つです。
スニーカーのかかとの内側の破れを放っておくとどうなる?
スニーカーのかかとの内側の破れを放置しておくと段々と範囲も広がります。靴本体のダメージも大きくなるので、これからも愛用したい方は早めに修理を行いましょう。
特に、中の芯やスポンジが見えているときは、足にも負担がかかります。人によっては、靴擦れのようにかかとを痛める場合があるので気をつけましょう。
また、早めに修理に取り掛かるほど料金も安く抑えられます。そのまま放っておくと、靴全体がすぐにダメになって、処分せざるを得ない状況になることがあります。
スニーカーのかかとの内側を修理する方法
スニーカーのかかとの内側が破れているときは、早めに修理することが望ましいです。靴の状態を見た上で、自分に合った方法を選ぶようにしてください。
自分で修理する
スニーカーのかかとの内側が少し破れているときは、自分で補修して直すことができます。通販サイトなどで購入できる「かかと補修シート」を使うと、かかとの擦り切れや穴がカバーできます。
料金の目安は500〜1,000円程度です。アイテムには接着剤がついていて、誰でも簡単に装着できます。かかとの高さに合わせて、自由にカットすることもできます。さまざまな商品があるので、実際に使った人のレビューなどを参考にしながら、自分に合った商品を見つけてみてください。
スニーカーのかかとの内側の色に合わせたアイテムを選ぶと、浮くことなく馴染んで見えます。スニーカーのかかとの内側が少し破れた場合、自分で修理すると料金を安く抑えることができます。
プロにお願いする
スニーカーのかかとの内側が大きく破れているときは、プロに頼んで修理してもらう方法がおすすめです。新品同様の仕上がりに近づけてくれます。
料金の目安は片足2,500〜3,500円程度です。かかとの内側部分の破れた部分を覆って補修してくれるので耐久性にも優れています。また、縫い目が目立たない状態で仕上げてくれるので浮いて見えることもありません。
プロに頼んで修理してもらう方法は、どちらかというと、人気ブランドのスニーカーをお持ちの方におすすめです。靴の寿命を伸ばしてくれるので、これからも愛用することができます。
気になる点がありましたら、見積もり時に伝えるようにしてください。
まとめ
今回は、スニーカーのかかとの内側が破れる原因とメンテナンス方法についてご紹介しました。
靴のサイズが合っていなかったり、かかとに負担がかかる履き方をしたりすると、破れることがあります。そのまま履き続けると、靴擦れができることもあるので、早めに対処するようにしてください。
少し破れている場合は、自分で補修して直すことができます。人気ブランドのスニーカーをお持ちの方で、これからも愛用したい方はプロに頼む方法がおすすめです。新品同様の仕上がりに近づけてくれて、靴の寿命を伸ばせます。
ぜひ、スニーカーのかかとの内側が破れていて自分で直せない場合は、お気軽に靴の専門店に相談してみてください。